助産師は戦前、「産婆(さんば)さん」と呼ばれていました。その存在は知っているけれど、どんな専門性があって、どんな事をしてくれるのか知らない人も多いのでは?
助産師とは、看護師免許取得者が専門の養成機関で1年以上の専門教育と実習を受け、国家試験に合格した人のこと。分娩介助、へその緒の切断など、助産行為を行うことができるのは、医師および助産師だけです。正常分娩については、助産師が単独で行えます。
また、分娩行為や母乳に関する相談やマッサージなどのケア、身体のマイナートラブルへの対処方法、赤ちゃんの発達や発育、育児に関する事はもちろん、妊娠・出産・産後の各時期から更年期までを視野に入れた女性の生涯の健康や性教育、思春期相談など、幅広くサポートしてくれます。
産院で勤務している助産師さん以外にも、地域に根ざして個人で開業している助産師さんもたくさんいますので、ぜひ頼りにしてください!
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